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アコースティックギターの魅力

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神戸市灘区でクラシックギター・アコースティックギター教室レッスンをしている、神戸マンボーギター教室です。

 

今回は、アコースティックギターの魅力についてお話をしていきます。

クラシックギターとの違いも比較しながら読み進めていってください。

アコースティックギターとは

音を電気的に増幅せず、ギター本来の響きを生かしたギターのことを“アコースティックギター”と呼びます。

アコースティックとは“音響・聴覚に関するもの”の意味があり、対義語として、『エレクトリック(電気を使う)』エレキギターが存在します。

アコースティックギターの写真

エレキギターがまだない時代では、総称してギターと呼んでいましたが、エレキギターが誕生してから、『アコースティックギター』と『エレキギター』に分けて呼ばれるようになりました。

 

アンプを通さず生音で演奏するギターを総じて、アコースティックギターと呼びますが、『アコースティックギター=フォークギター』と呼ばれており、一方で、クラシックギターは『ガットギター』と呼ばれています。

クラシックギターは、ナイロン弦を使うのに対し、アコースティックギターは、スチール弦(金属の弦)を使います。

 

木のボディ特有の柔らかな音色が特徴で、バラードからロック、ソロから伴奏まで幅広く演奏することが可能であり、クラシックギターよりも迫力のある音色が出せます。

 

また、クラシックギターと同じように、指で演奏する方法と、ピックを使った演奏どちらにも適しています。

アコースティックギターの構造

アコースティックギターのサウンドホールの画像

アコースティックギターとクラシックギターの構造自体に変わりはありません。

ボディは、表板・側板・裏板の3部分から構成されており、弦をはじくと、弦の振動がブリッジボードから表板全体に伝わり共鳴し、側板や裏板にも伝わってボディ内の空気にも共鳴し、サウンドホールから音が出ていきます。

ヘッドと弦の違い

アコースティックギターのソリッドヘッド

大きな違いをあげると、『ヘッド』の形状と、『』の違いです。

クラシックギターのヘッドは、『スロテッドヘッド』と呼ばれる、縦に空いた空洞がある構造になっていますが、アコースティックギターは、『ソリッドヘッド』と呼ばれる板状のヘッドになっています。

 

スロテッドヘッドは、ナイロン弦のように、張力をあまり必要としない弦(弦張力40㎏)にはうってつけですが、スチール弦のように張力が強い(弦張力70㎏)場合は、張力に耐えることが難しくチューニングが安定しません。

 

その他にも、ネックの幅、ブリッジ、ボディエンドの有無など、アコースティックギターは張力に耐えられるようにするために、クラシックギターとは基本的な設計(トラスロッド、ブレーシング)が違います。

アコースティックギター弦の種類

アコースティックギターのスチール弦

アコースティックギターの弦の種類は、大きく分けると3種類です。

  • スチール弦
  • ナイロン弦(クラシックギター)
  • コンパウンド弦

になります。

 

・スチール弦

スチール弦とは、芯線に鋼鉄が使われた弦のこと。

ナイロン弦と同じように、1~3弦は『1本の弦(プレーン弦)』、4~6弦は『巻線弦(ワウンド弦)』となっており、ワウンド弦は、ブロンズ(青銅)が巻いてあります。

・ナイロン弦

化学合成繊維でできているのが、ナイロン弦です。

 

詳しくはこちら

▶クラシックギターナイロン弦について

 

・コンパウンド弦

ワウンド弦の芯線に、繊維のシルクを使った弦のこと。

金属ではないため、柔らかく、抑える力があまりいりません。

アコースティックギターの魅力

アコースティックギターを演奏する人

最大の魅力は、温かみのあるやわらかな音色が魅力的です。

クラシックギターも同様に、温かい癒しの音色が特徴ですが、ナイロン弦とはまた違う音色を響かせてくれます。

 

クラシックギターは、指弾きでの演奏ですが、アコースティックギターは、指弾き、ピックどちらでの演奏も可能なため、演奏できるジャンルの幅が広くどんな曲でも表現することができるのも魅力の一つです。

 

また、エレキギターとは違い電気やアンプが不要で、手軽にどこでも演奏できることも魅力と言えます。

大人の趣味としても魅力がたくさん

大人になると、色々な趣味と出会います。

ゴルフ、釣り、車など、その多くは維持費がかかるため、お財布にはちょっと…厳しいです。

 

ですが、アコースティックギターは比較的安価で購入することができ、弦の張替えなども数千円あればできるため、維持費も安くお財布にも優しいのです。

 

例えば、5万円のギターを購入した場合、定期的なメンテナンスを含め大切に使用すれば、10年、20年と使い続けることができますし、愛着も湧いてきます。

(上達すると、色々なギターが弾きたくなりますが…。)

 

こうなると、『人生の相棒』と言えるくらいの趣味になりますよね。

室内でアコースティックギターを練習する人

また、釣りの場合、海や川へ行く必要があり、ゴルフだと、ゴルフ場か打ちっ放しへ行く必要があります。

しかし、ギターであれば“自宅”で容易に練習することができます。

(夜中の練習は近隣住民とのトラブルになるため、注意が必要です。)

 

疲れた仕事から帰ってきて、毎日10分だけでもギターに触れる。

それだけでも、十分ギターの音色に癒され、ストレス解消にも繋がりますし、脳の活性化にも効果があるため『ボケ防止』にも繋がるとも言われています。

 

何より大きな力が必要ではないため、老後の趣味として継続することも可能です。

弾き語りもできる

弾き語りをしているおじさん

昔懐かしい昭和の名曲など、伴奏しながら歌うこともできます。

ある程度コードを覚えると弾ける曲のレパートリーも増えるため、ひとりギターを満喫することができます。

更に、同じ年代の仲間と集まって演奏することや、パーティーで披露すれば盛り上がること間違いなしです!!

今回は、アコースティックギターの魅力についてお話しました。

講師の徳崎晃次郎(とくさきこうじろう)先生は、弾き語りの指導もされています。

 

ソロギター、弾き語りをやってみたい方は、是非、当教室までお問い合わせくださいね!

▶徳崎晃次郎先生について

\神戸市灘区 三宮 明石 西宮 淡路島/

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